実験から学ぶ アナログの不思議 その2

    以前、高級なオーディオシステムを導入している人の家に訪問したとき、
    光ケーブルと同軸デジタルケーブルではどちらが音がよいか」よいう事で論争になったことがありました。私(広瀬)や西出さんは 光ケーブルの方が音がよいと言いました。するとそこに集まっていたオーディオマニアの人達はちょっとバカにした仕草をしながらクスクスと笑い始めました。「え、何で」と私はあっけにとられていたら、1人が

    たりまえじゃない、光ケーブルなんか、高級品も少ないし、海外製のモノも少ないから、同軸デジタルケーブルの方がよいに決まっているじゃないか

    と言い始めたのです。その時私は心の中で 「そうかこの人オーディオ雑誌読み過ぎな人なんだな。」と思いました。

     
    確かに音がよいかどうかは個人の感想だと思います。ただ一つだけ言えることは

    同軸デジタルケーブルよりも、光ケーブルの方が圧倒的にノイズの影響は受けにくい

    という事です。但し、光ケーブルでもプラスチック製の安価なものもありますので一概に言えないこと確かです。オーディオ好きであれば、せめて石英ガラスのもを使用した方がよいと思います。

    今日のお勧め GLASS BLACK

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    ------------------------------------------------------------------- 続き

    これらのノイズが多かれ少なかれ シールドをしないと相当なレベルで混入します。
    音が変わらない方が不思議です。
    シールドタイプは こういう影響を受けにくいのですが、線路のインピーダンスという面では不利な面があります。シールドと芯線間の容量成分が大きく 使い方が悪いと高域特性が悪化します。そう言う面では 平行ケーブルや撚り線なども有効な音質向上の手段になる場合もありますが 注意が必要です。

    B2009-1-13-3.jpg


     もし シールド無しのケーブルが全てよいのであれば CDメーカーの録音機材に使うケーブルは シールド無しにするはずですし、AES/EBUなどの バランス電送など必要なくなります。すなわち 極短い部分に使うのであれば良いのですが、機器内部でも 10cmくらいのばすと経験上 既にノイズ等の影響が出始めます。機器間の接続に使う場合には、せいぜい10~20cmほどでノイズのない部分に這わせて使うべきだと思います。
    オーディオ帯域以外の周波数が高い部分は線路インピーダンスと言って電力を効率よく伝えるための手法がありますが、これを無視した、非シールド(同軸構造でないもの)の利用は 波形が乱れますので音は変わりますが、高忠実度電送と言う立場からは 論外になります。

    そもそも オシロスコープを始め 高精度計測器には同軸ケーブル(シールド線)は当たり前のように搭載されています。高精度計測にはシールドや同軸は必要です。
    精度を無視して ノイズだらけで測定する場合には、これらは不要です。

    ★電源ケーブル

    電源ケーブルでなぜ音が変わるのでしょう?

    1,電源インピーダンス

    これは 必ず効いてくる事柄です。なぜ?と思う人もいるかと思いますので 解説します。
    ー1,パワーアンプ
    パワーアンプは多くの場合スピーカーへの電圧や電流をコントロールして増幅しています。ある意味 電源直結に近いと思っていただけると分かり易いです。
    電源から 電力の供給を受けるわけですから インピーダンス(交流での抵抗)がありますと 必ずその影響が出ます。
    よいケーブルは 基本的には 太く短くが鉄則です。またコネクタ部分は接触抵抗ができるだけ少なくなるものがベストです。
    これらの材質や性能で特性が変われば音が変わって当然なのです。
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    ー2,デジタル回路
    デジタル回路では 基本的にデータさえ合っていれば 音質は変わりません。
    しかしながら CDプレイヤーなどでは 変わります。もちろんDACはアナログ回路がありますので 変わって当然です。パワーアンプと似たような原理です。少し違うのは ハイパワーで無い点ですが、微少な変化はあるはずです。しかし CDプレイヤーは少し趣が異なります。実は 44.1KHzという 時間軸のクロックが動作しています。このクロックが変わると 波形が変わりますから 音質が変わって当然です。
    正確な電源が無いと音質は変化してしまうのです。このため電源ケーブルは重要ですが、きちんとした内部電源やクロック関連の回路(クロック自体だけではありません)を搭載している場合には余り変化は無いと思います。
    この場合 電源インピーダンスと言うよりも ノイズの方が問題はあるはずです。
    実験として 電源タップを使わず、壁コンセントから直にとってみましょう。
    AES/EBUケーブルや RCAケーブルでSPDIF接続をしている場合には次にアースの有無の実験をしてみましょう。

    2,アース接続

    光ケーブルは GND接続のループができません。アイソレートと言って 電気的に絶縁されているからです。GND電位に左右されず高精度な電送を行うためにもっとも有効な手段です。計測器でも 良く用いられる手法なのです。
    しかし AES/EBUやRCAケーブル(同軸ケーブル)でSPDIF接続している場合には注意が必要です。
    GNDの電位が変わると波形が変わってしまいます。また GNDの電位が変わると GNDラインに電流が流れます。
    GNDの電位が変わらないような 接続が必要な場合もあります。
     GND接続(ケース同士)をダイレクトに CDプレイヤーと DAC間を結んでください。これは太い線が良いです。理由は電位差を無くすためです。光ケーブルの場合は GNDループができませんので アースはあまり効果無いはずです。付けない方がよい場合は付けないでOKです。

    ★アナログの分解能 デジタルの一ビットの方が変化は大きい
    ★ 聞こえない部分の周波数特性より 分解能

    多くのマニアの方の話題で 「CDの44.KHzでは 20KHz以下を ずばっと 切っているので 忠実度は良くない」 とか 「切っていないアナログの方が良い」とか 「96KHzやそれ以上の アップサンプリングが良い 」など いろいろなことが言われています。
    本当でしょうか?

    実は サンプリング周波数や 再生周波数特性は あまり関係ありません。
    え~ と言われる方は 実験をしてみると分かります。
    24ビット96KHz録音をしておいて 
    ー1、24ビット96KHzで そのまま再生
    ー2,24ビット 44.1Kにダウンサンプリング
    ー3,16ビット 96KHzにダウンサンプリング
    ー4,16ビット 44.1KHzにダウンサンプリング
    と言うことをして 音質を確認してみますと、 1>2>3>4 と言うような結果に聞こえる人が多いです。もちろん 比較対照は生演奏です。音質比較ですから二次歪みの音を聞いて良い音と判断するのは適切ではありません。
    人間は 聞こえない周波数の音の差より、分解能や直線性の方が遙かに敏感なのです。
    192Kと 96Kを比較しても ほとんどわかりません。気のせい というくらいです。
    そもそも直接的な音としては聞こえませんし、マイクからもそう言う音は、ほとんど入りません。波形の滑らかさに関しては 周波数で稼ぐよりビット数の方が遙かに数が増えますので影響は大きいはずです。ハイビットハイサンプリングの欠点は データ量が多くなることです。また 分解能が高い反面一ビットの精度は厳しいものがあります。
    CDですらデータ一致しない事が多いのに、益々正確なデータ取得は難しくなりますし、同じジッター量でしたら 周波数が高い分だけジッターのパーセンテージも増えてしまいますので ほどほどが良いはずです。
    ちなみに 16ビット 44.1KHzのCD制作に、わざわざ24ビット96KHzや24ビット192KHzのハイビットハイサンプリング録音をする理由は、マスタリングの編集作業時に ハイビットハイサンプリングの方が演算誤差が少なくなるという理由が一番。もう一つの理由は、オーディオ帯域内に折り返し雑音が出てしまう と言う理由です。
    96KHz程度になりフィルタもオーディオ帯域を大きく越えれば、全く問題なくなるはずです。ですから再生時には あまり問題になりません。
    できれば 16ビットより 24ビットの方が良いのですが、優秀なDACで 上手くアナログにすれば 44.1KHzのCDでも、高忠実度再生が行えます。実際に聞いても無加工の生録音源では すばらしい音質です。

    いかがでしたか? 
    実験を通して 理論を知らなくても様々なことが理解できるはずです。
    変だな?と思ったら まず実験をしてみましょう。

    まだまだ 原稿はあったのですが 紙面の都合で掲載できませんでしたので 続きは次回にいたしましょう。

    実験から学ぶ アナログの不思議 その1

    この間、昔(A&Vヴィレッジ)の原稿を整理していたら、「これは面白そうだ。」と思えたものが幾つかありました。と言うわけで、アーカイブシリーズ第2弾 Oji-Specialをお届けします。

    (決して手尾抜いているわけではありません。)

    ちなみにエンゼルポケットで使用している、OjiSpecial モノアンプは、
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    絶対にシールドされたケーブルを使用しなければなりません。

    その理由は、ヘンなノイズが入ってしまうからです。ほんの些細なノイズすら完全に再生してしまうのですから、音がいいともいえますが、メーカー品なら絶対にアウトな製品なわけです。

    不特定多数の多く人が使用する一般のアンプは安全率がもっとも大切なのです。

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    テキスト/西出 晃

    アナログからデジタルに変わってから 早いもので20年以上の歳月が過ぎました。
    PCM録音研究時代からいうとすでに30年ほどにもなるかと思います。
    実はデジタル時代になっても 未だアナログ派のような方も多いのは驚くべきことかもしれません。という 私もアナログ大好き人間なのですが、すべてアナログが良いわけではありません。

    今回は 「実験から学ぶアナログの不思議」と言う題名で、理論を知らなくても実験結果や既存技術を見ることによりデジタルとアナログの比較を理論立てて机上検証してみたいと思います。
    実はすべての事象で計測器による差と結果の相関関係がでれば、こういう議論は無くなりますが、計測器の分解能以下の問題については、ほぼ間違いないと分かっていながら、なかなか断定的に言い表すことができないのが技術屋なのです。
    今回は 技術屋的な立場を捨てて実際の大きな変化が得られ計測できる部分を基礎にした今ある理論や実験結果から推測してアナログやデジタルの不思議な部分を解説してみたいと思います。

    ★ シールドケーブルは大切

    多くのオーデイオマニアの注目の的ケーブル。実はケーブルを変えると音が変わって当然です。
    理由を述べましょう。
    まずケーブルは、分布常数回路で成り立っています。コンデンサーと抵抗そしてコイルの成分で構成されています。

    B2009-1-13-1.jpg

    さらにシールド線と非シールド構造に大きく分けられますが、送り側出力インピーダンス受け側入力インピーダンスの間に、コイルやコンデンサーや抵抗が入れば波形が乱れ音が変わって当然なのです。無酸素銅6N、8Nさらに銀線など線材の違いもいろいろ言われていますが、実は不純物が少ないと言うような差より 被覆や構造の方が大きな違いがあります。
    試しに 素線を剥き 同じ長さにし ケーブル状態にして みましょう。
    音の差は ほとんど無いはずです。
    厳密にはシールド線でなくなりますが、比較対象も同じ条件なので テストができるはずです。

    B2009-1-13-2.jpg


    そのほかシールドと非シールドがありますが、非シールドタイプは大きく音が変わります。これも当然です。理由は空中には多くの雑音があります。電源周波数の50Hzや60Hzさらに、その高調波(50Hzなら100Hz 150H 200Hz・・・・)また 電化製品やCPUなどのノイズや電波など様々なノイズがあふれかえっています。

    -----------------------------------------------------------------------------続く

    エンゼルポケット アーカイブ その7 (セイシン合金)

    この原稿は05年7月の書かれたものです。現在ではSPI-015Sは製造販売されていません。
    もし、下の記事を読んで「自分でもチャレンジしよう」と思われた方は

    SPI-015S MK2 をご使用下さい。


    B2009-1-12-4.jpg


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    アブソーバー・スクリューの応用
    (実践編 その28:ヘッドフォンの制振対策)

    万木 雅一
    □はじめに
    今回はヘッドフォンの制振対策の実験を行ったので報告する。機種はソニー製の100KHzまで帯域があるMDR-SA3000である。定価は¥38,750(税込み)と少し高価だが、開放感のある爽やかで繊細な音質が特長だ。
    今回の制振対策は、新しく発売された電磁波防止効果のある制振合金粉体塗料「SPI-015S」を主に使用した。ヘッドフォンは小音量のスピーカーであり、電気信号を音波に変換する重要なトランスデューサーとして捉える必要がある。ここの不要な振動を少なくできれば、原音に忠実な再生音が得られることになるので、制振対策は必須の項目として考えたい。

    □分解
    B2009-1-12-1.jpg

    写真は分解後である。分解にはイヤーパッドを外してから4本のネジを緩めて行う。分解にはちょっとコツがいるが、慣れれば簡単だ。ケースを外す時に、力余って電線を切らないように慎重に行いたい。
    中央の白い部分が中心の空気抜きのフィルターで、その周りのリングが磁石になっている。周りの黒っぽいフェルトも背面の空気抜きフィルターである。

    □磁石部の制振対策
     始めに磁石部の制振対策を行う。トランスデューサーの磁石部は、振動板の反作用で逆位相に動いてしまう。この逆位相の振動が音質を劣化させる原因にもなっている。制振合金はここに使うと仮想デッドマス的な作用を発揮し、音の立ち上がりを自然な形に持って行くことが可能だ。そこで、ツァウバーディスクΦ5を5枚、両面テープで貼り付けてみた。

    B2009-1-12-2.jpg

    このちょっとした対策でも効果が出るはずだ。それは、ヘッドフォンは微小な音量で駆動されるため、トランスデューサー自体もそれ程大きな振動を発生していない。そのため不要な振動エネルギーの絶対量も少ないのである。そこでツァウバーディスクΦ5でも十分だと考えたからだ。分解してから要した時間は15分程度。
     まずはこの時点で音質チェックを行って見た。対策後の結果は:予想通り、音の立ち上がりが自然になり、キツさが減少した。弦楽器の繊細感と余韻が自然になり、柔らかいが芯のある音が得られた。音粒の間の静粛感も高まったのは、S/N比が向上したからであろう。このままでも満足であるが、更なる音質向上に向けた対策を行うことにする。

    □ケース部の制振対策
     今回は制振合金粉体塗料のラインナップでも評判の高いSPI-015S(制振合金の粉体+ファインカーボンの粉体+電磁波吸収効果のある粉体の相乗効果)をトランスデューサー周辺のケース部に塗布してみた。

    B2009-1-12-3.jpg

    写真では分かりにくいと思われるが、トランスデューサーが取り付けられているケースの全面に粉体塗料を3度塗りで塗布した。塗布した面はヘッドフォンの内側なので、組み立て後は外観上の問題が無いので有り難い。ついでなので、線材も接続部の付近に粉体塗料を塗布した。
     ヘッドフォンの場合はケースが耳に近いため、ケース部の不要な振動から発生する音が聞こえやすい。今回の制振合金粉体塗料は、この不要な振動を少なくするためには、すごく効果が出るはずだ。写真でも分かるように、ケースは複雑な形状なので、ツァウバーディスク等の対策がやりにくい。その点、粉体塗料はどのような形状にも対応して塗布できるので有り難い存在だ。塗布に要した時間は30分程度だ。
     最後に、塗料が乾くのを待って(2時間程度)から組み立てた。

    □音の確認
     今回は友人のT氏に試聴を行って頂いたので、その結果を報告する。
    1. Waves(波の音):塗布後の方が波の粒が細かい。波の引き際で砂に海水が染み込んでいくような音が繊細に聴こえる。
    2. 無伴奏チェロ組曲第一番/バッハ(藤森亮一:チェロ):塗布後は、チェロの弦周囲にまとわりついている付帯音が減少し、音像が引き締まる。これにより無音の部分での空間が広く聴こえ、よりゆったりと聴くことができた。
    3. Deep Night(ピアノトリオ:Takashi Ono):ハイハットやシンバルを叩くスティック音と、ピアノの打鍵音がスッキリと明解に余韻まで伸びるようになる。
    4. You'd be so nice to come home to(Art Pepper):塗布前ではペッパーのリードと口元が少しボヤケ気味。フィリージョー・ジョーンズのブラッシュワークもブラシの先が太い。塗布後ではペッパーの口元が引き締まる。また空間に漂うアルトサックスの余韻(残響)がわかる。
    5. Star Eyes(Art Pepper):塗布前ではどうも物足りなく感じたペッパーの出だし控えめな吹き方だが、塗布後ではそこにキレイな余韻を感じる。

    □終わりに
    音の確認でも分かるように、見違える音質改善ができた。制振合金粉体塗料SPI-015Sの持っている「制振合金による制振効果」「ファインカーボンによるシールド効果」「電磁波吸収による効果」の総合力も侮れない。特にトランスデューサー周辺には電磁波の影響が大きいと思われるため、SPI-015Sの特長が発揮されたようだ。読者の皆様もヘッドフォンの1個は持っているであろうから、是非試して頂きたい。

    「晴れやかな 雲のたなびく 夏空に 暑さ忘れて 聞き入る波の音」

    ではまた。

    ピューリフィケイター(聖杯布)

    昨日ピューリフィケイター(聖杯布) 、フィールドスタビライザーというものを発売しました。

    この2つの製品は 同じHWTの製品でありながら、HWT内でブランドが異なります。

    1.フィールドスタビライザー      オーディオ系   HWT

    B2009-1-11-1.jpg

    2.ピューリフィケイター(聖杯布)  スピリチュアル系  フレイヤ

    B2009-1-11-2.jpg

    フレイヤ系の製品はオーディオのみならず、スピリチュアル系のお店でも販売していく予定なので、HWTとは別のブランドにするらしいです。

    私もこの案には納得です。やっぱりお客さんにとっても分かりやすい方がよいと思うからです。

    ちなみに 「ケルト結界 、ひふみクリスタル 、ひふみジェネレーター」 などは今後フレイヤブランドに変更するようです。

    一見みると似たような製品ですが、目的は明確に異なります。

    1.フィールドスタビライザー   ・・・・・・電磁場の調整

    2.ピューリフィケイター(聖杯布)・・・・・・波動の浄化


    特にフィールドスタビライザーはオーディオ機器の上下に置くと大変すばらしい音になります。

    例えば、エンゼルポケットの場合は、ラックの1地番上が DPAT-02AV、 ラックの一番下がOJIモノアンプとなっているので、そのラックの上下にフィールドスタビライザーを置くとその空間が異次元の世界になってしまうというものです。


    またピューリフィケイター(聖杯布)は、さいまざまな波動情報を消去してしまうようです。波動情報というものを分かりやすく言えば、お金、レンタルCD、中古車など多くの人の手に触れたモノにつく悪霊のようなモノです。

    そういうものがこのピューリフィケイター(聖杯布)を使用すると精算されてしうという代物です。
    (本当かどうかは不明です。)

    エンポケにも様々、「浄化作用がある」といわれているものがあります。それらと比較しながら、ご購入のさいの判断材料としてみて下さい。


    エンポケにある浄化系製品

    清浄 Syo-Jyo       ・・・・・・・れんげ工房  気功系
    メビウス神聖シート  ・・・・・・・・・・ハート∞フル ゼロ地場系
    昇氣(ショウキ)    ・・・・・・・・・・Ge3       元祖波動系
    無(mu)    ・・・・・・ローカルメール   超微細なエネルギー系

    何を信じるかは あなた次第です。

    エンゼルポケット アーカイブ その6 (セイシン合金)

    アブソーバー・スクリューの応用
    (実践編 その27:真空管式コンデンサー・マイクロフォンの制振対策)

    万木 雅一
    □はじめに
    今回は真空管式コンデンサー・マイクロフォンの制振対策を試みた結果を報告する。実験に提供して頂いたマイクロフォンはStudio migmigの佐藤氏所有のもので、RODE社製Model:NTKでオーストラリア製である。価格は1本約5万円で、それ程高価ではないが、大型のカプセルを持っており、重量感のある繊細な音が特長だ。最近録音関係者には評判が高く、使っているユーザーが次第に増えているようだ。実際の対策は、相島技研とStudio migmigの佐藤氏と共同で行った。


    B2009-1-10-1.jpg

    □分解
    上記写真は今回実験したマイクの外観である(収録時)。マイク本体と電源部に別れている。ボディーを回して外すと回路基板と真空管が見える。また上部のネット部のネジを外すと、マイクカプセルが見える
    B2009-1-10-2.jpg

    。この機種は分解が簡単で有り難い。

    □マイク本体の制振対策
     マイクロフォンの制振対策は初めてだが、今までの経験から1.カプセル部、2.基板部、3.真空管、のそれぞれを制振対策してみた。
    1.マイクカプセルはゴム製のマウントで支えてあり、カプセル部の枠はM2のネジ4本で固定されている。本来はネジを交換したかったが、合うネジがないので、W2のワッシャーを挟むことにする。
    2.次に基板部の固定にもW2.6のワッシャーを挟み固定し直した。更に電解コンデンサーには角型のツァウバーディスクIC(新製品)を3枚貼った。
    3.最後に真空管のソケットにツァウバーワイヤーΦ1.2mmを2重に巻きつけ、真空管の不要な振動を防止した。
     まずはこの時点で音を聴いてみた。マイクを手で持って声を出してみると、低音域のこもり音が減少し、高音域の抜けが良くなっている。1枚以上ベールを外したような印象の音だ。マイクロフォンは音波を微細な電気信号に変換するトランスデューサーであり、ここの不要な振動を低減することが音質向上の決め手になるはずである。カプセル部、微細な信号を扱う信号基板、真空管、を制振対策することによって、不要な振動を効果的に除去できる。

    □電源ボックスの制振対策
     次に電源ボックス内の1.基板、2.トランス、の対策を行った。

    B2009-1-10-3.jpg

    1.基板の固定部分にW3のワッシャーを下に敷き、ネジも制振合金製M3×6に変更した。
    2.この機種はトランスが基板上に乗っているので、トランスを固定している上部の板の間に、パンチベルトのM5(板厚1mm)を挟み、振動低減を試みた。念のためネジも制振合金製M3×6に変更した。
     この段階でまた試聴したが、もう一枚ベールが取れて、高音域の抜けが良くなった。これは解像度が上がった証拠だ。低音域も音に締りが出てきて、音に安定感が出た。この音質なら良い音で取れそうな期待が持てる。何時もながら、電源部の制振対策は重要な要素である。

    □録音現場で音の調整
     Studio migmigの最新録音(荒谷氏のギターソロ)に立会い、セッティングを含めて音の確認を行った。

    B2009-1-10-4.jpg


    前記の改造に加え、マイク本体のケースにも制振合金の端材を貼り付けたりしてみたが、今までのマイクに比べあまりにも変化が有り過ぎたので、端材は外して録音した。今回の録音はDSD(スーパーオーディオ)のマルチチャンネル(8ch)レコーダーを使い、今回改造したマイクをメインの左右に、センター用にAKG1本、リアの左右にBKを2本使い5chで録音した。マスタリング時にエコー成分を調整できるからである。
     すべてのマイクには制振合金製のマイク変換ネジを1組づつ使用し、リア用のマイクには、制振合金製のステレオバーも使ってみた。スタンド等にはインシュレーター「RASEN」も活用し、全体の音のバランスを整えた。音の確認はヘッドフォンを主に行ったが、ご機嫌な音で取れている。

    □マスタリング時の試聴
    マスタリングの最中にStudio migmigに伺い、バランス調整された音を聴いてみた。ギターの繊細な高音域もさることながら、中音域、低音域もクリアーで芯のある音が再現されている。リアマイクのバランスも臨場感とホール空間の響きが適度に加わり、実に生々しいギターの音である。演奏者の息遣いも生々しく収録されている。今度発売(8月20日予定)されるディスクはスーパーオーディオとCDの2層になる予定である。発売が今から楽しみだ。

    □終わりに
     今回初めてマイクロフォンの制振対策にチャレンジしたが、結果は上々であった。CDプレーヤーやアンプに比べて、制振対策による変化が激しいため、始めは面食らってしまったが、最終的な音を確認して満足している。
    マイクロフォンは微小信号を扱うため、慎重な気遣いを必要とするが、少しの制振対策で見違えるほどの音質改善効果が得られたのが嬉しい。
    以前から録音時の音の重要性を叫んでいるが、今回踏み込んでマイク自体の制振対策を行った経験が、これから役に立ちそうだ。また、今回はDSD録音でもあったため、良質なマザーが収録できたので条件的には最良であった。今後、このようなアプローチを推進して行きたい。

    「ギターソロ お酒片手に しみじみと 庭の紫陽花 愛でる音かな」

    ではまた。


    この原稿は05年5月の書かれたものです。

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